朝の冷え込みが季節の流れを感じさせます。
この夏、お花や野菜の栽培で頑張った保育園の畑をリフレッシュするべく
腐葉土作りをすることになりました。
自然の肥料として重宝される腐葉土。
職員劇『おいしい野菜ができるまで』
畑で育てた人参は痩せて元気がありません。
お水をあげただけでは元気な野菜にはならないみたいです。
落ち葉を食べる虫たち
「えー?!落ちてる葉っぱを虫が食べるの?」
「落ち葉に空いてる穴って虫が食べた跡なんじゃない?」
色々な意見が飛び出します。
細かくなった葉っぱや、葉っぱを食べた虫のフンがたっぷり入った畑で育った
人参はとても大きく元気になりました。 めでたし。
園庭や散歩先で見かけるダンゴ虫も出てきて、落ち葉や小さな虫たちが畑にとって
大切な存在であること、少しでも伝わっていたらいいなぁと思います。
園庭の畑(花壇)に掘った穴の中に、お散歩などでみんなで拾い集めた落ち葉を
入れていきます。
『まだまだ足りないなぁ』
『もっと集めないとね』
園庭で見つけたダンゴ虫をわざわざ穴に入れてくれる子もいましたよ。
腐葉土は自然の力で出来るものだからすぐに出来るものではないということを
伝えました。
園庭あそびの合間に様子を見にくる子もいました。気にしてくれているのですね。
数日後・・・。
発酵の促進のため、お米やさんからいただいた米ぬかを投入しました。
精米所などで大量に出る米ぬかも、腐葉土の為の貴重な材料になるのです。
米ぬかの上にさらに落ち葉をかけます。
『虫さんたち、よろしくね!』
みんなで作る腐葉土、これからどのようになっていくのか楽しみですね。